今回は、弊社のお得意様である西村書店様から出版された
「窓から逃げた100歳老
人」の感想を書かせていただきます。
この本、世界40カ国で翻訳!800万部を超える大ベストセラーです。
内容は、
無茶苦茶面白い!だけど、一言では言い表せない無茶苦茶な物語です。
異能の天才(爆発物の天才であり、語学の天才)の100歳老人が、
老人ホームを抜け出し途中で現金を盗んでの逃避行と、
100歳老人一世紀分の半生が交互に物語れていきます。
逃避行では、主人公を助ける人々(象も含めて)がかなりいい味を出しているし、
主人公の半生では、世界史上の大物達が多数登場し主人公が歴史的転換点に
かかわっていきますが、大物達のブラックな人物造形も笑えます。
どんなピンチでも、緊張感ゼロで「なるようになるさ」とやり過ごしていく
主人公の対応も楽しめます。
ご都合主義と言うか思いもつかないストーリーがどんどん展開していき
一気読みでした。
北欧ミステリーも面白いが、たまにはこんな北欧とんでもない小説もお薦めです。
追記、
この本、映画化されまして日本では「100歳の華麗なる冒険」というタイトルで
11/8から全国ロードショー、先日試写会に行ってまいりました。
こちらもよくまとまっていて、大変面白かったですよ。
えの