まだ最近の事なので、記憶に新しいとは思いますが、
4月25日にネパールでM7.8の大きな地震があり、
約8000人の方々が犠牲となる痛ましい事がありました。
世界遺産の建物が崩壊したり、エベレストの登山ベースキャンプが
地震による雪崩に見舞われ日本人も亡くなられてしまいました。
惨事があり、かつ政情的にも不安定なネパールですが、
ヒマラヤ山脈の国らしく、人々はとても勤勉で質素な暮らしをしております。
私には、アンディさんとスルニさんという二人のネパール人の友人がおりますが、
とても明るく楽しい人たちです。
ともに日本人の奥さんとその間に生まれたお子さんがいて、
日本びいきなのが、さらに好感を持てるところです。
両名とも、レストランなどの事業経営を東京で行っており、
その起業精神やバイタリティーには、学ぶところが多々あり、
働くことの意味についての私の認識の薄っぺらさが判ってしまいました。
今回の地震について、2人から言われたことは、
援助などと上から構えたものではなく、
ネパール人の経営している料理店に足を運んでくれることも、
ネパールの為になるんだよとの事でした。
無論二人とも飲食店を経営しているので、割り引かねばならないことですが、
身近な国際交流をまた行おうと思いました。
ところで、ネパール料理は中国とインドとチベットの影響を受けており、
日本でもインド料理とイコールみたいなイメージになっていますが、
少し違っており、特に「モモ」(チベット風餃子)は絶品で、逆にインド料理の店にはありません。
ぜひ「モモ」を食し、暑い夏を乗り切って、国際交流してみませんか?
久世