京橋紙業株式会社 第8回 2020年までにオレたちができること

京橋紙業株式会社 第8回 2020年までにオレたちができること



2014年8月4日(月) 於:当社会議室


営業部I男  社歴14年

業務部M男  社歴3年(業界歴26年)

仕入部Y子  社歴35年

総務部S男  社歴28年


全員:初めまして―!どーもー。

Y子:ホントにメンバー指定されるのね。このメンツも初めてだわね。でも30年以上前はあたしたちも社内で合同コンパとかあったのよ。

S男:オレは今社歴28年で三番目です。入社動機は紙販の紹介だよ。アッという間にすごい月日が流れたと実感するね。

M男:なんかSさんはS男、オレはMでM男かー。見た目はオレがSで先輩がMだね(笑) オレは社歴3年です。縁があって同業からこの会社に入った。なに、前の事務所は京橋に合ったっていうじゃない?

S男:そうそう。中央公論社の目の前の小汚い賃貸ビル。

Y子:そうそう。最初は2フロアーだったのよ。営業とタイプライター(古)打つ人は一緒にいたの。すんごく楽しかった思い出がある。

I男:ボクは入社14年で前の事務所を知っている最後の社員です。先輩方が言うように前のビルはものすごいボロで、面接受けるときにはずかしくて通り過ぎたものでした。東京駅から立派なビルが林立している中「これかっ!?」って思いました。ある意味カルチャーショック。

Y子:でも当時のみんな、とても初々しくてかわいかったわよー。今の常務なんかアフロヘアのリーゼントなんかしちゃってツッパリハイスクールロックンロールって感じだった。

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I男:ところで来年60周年記念ですよ。

Y子:何かやるんでしょ。頑張ってね。

I男:創立記念パーティーを企画しろと社命が出ています。質素に。手作り風に。

Y子:そういえばこの会社は手作りが多いわね。昔もそうだったわさ。築地の市場からイカをたっぷり買ってきて、会社の会議室でさばいていた部長もいたよね。そいでもて「イカの塩辛だ、食え!」ってそんなに食べられないわよねー。

M男:料理なら任せて!男料理ならこのハゲにお任せあれー。

I男:ホテルでやるんですよ、あんたのチャーハンとか焼きそばなんか喰うか!(笑)当社らしいパーティーにしようと思います。アシスタントに若い女の子つけようっと。

S男:今日(8/25)三菱製紙販売と北越紀州販売の合併が決まった発表があったけれどびっくりしたなーもー。

M男:この業界も地殻変動がもうすでに始まっているという事ですよ。

Y子:メーカーだって合併あるんじゃないの?

I男:でしょ。

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S男:昔は土曜出勤だった。そして隔週土曜出勤になった。そしてそして週休二日になったんだ。えへえへえへへ。電話も黒くてぐるぐる回す奴だったんだぜーっへっへ。

I男:話戻りますけど、ボクは入社試験に東維持の役員全員と面接した。学校の成績ははっきり言って「下」だったのに社長から「お前いいな」と言われた。なぜだか、社長見てなかったのか読めなかったのか・・・

Y子:私は新聞広告で応募したの。20才だったことを電話で告げたらザワザワ聞こえてきて「明日から来てくれ」って言われたの。これもクリビツ。この会社は歳聞くだけで採用しちゃうのかって。(笑)でもあたし可愛かったのよ。

I男:またまたー。(言うね)

Y子:それですごいのが、入社はしたけれどもデスクがないの。信じられないでしょ。でも本当の話。

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I男:10年位前、先輩社員で1億円/月に売ってとんでもない営業マンがいるなって思った。当時のボクにはあり得ない数字だった。でも今は違う。1億円/月売る営業が月に何人もいると「このくらいは特別じゃない」って思うようになるんだ。

M男:同業他社でも1億円/月売る人は少ないよ。

Y子:電話とったお客さんから「お宅の年商どのくらい」と聞かれて答えられなかった。まだ若かったのね。

S男:他の会社じゃあ年商を言えない営業マンがいるってよ。

I男:んなわけないでしょ。営業が数字言えないなんて、経営者が悪いね。正確な数字は社員にオープンにすべきでしょ。

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M男:おいらが思うには、業務部の人たちがよく働くってことだな。前の会社ではありえないくらいいろいろな対応をしている。

S男:そうそう!

M男:成績に対する各社員の集中度に驚くよ。月次締め前なんか営業マンが血眼になって突っ込もうとする。

I男:突っ込みすぎると火傷しますけどね。

S男:それぐらいでいい!

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Y子:なんか昔話が多くなってきたみたいなので、テーマの2020年に何するって話しましょう!Sサン。

S男:昔はさー、保冷車とかで紙は混んでたよ。

Y子:今後の話!!

S男:すっすいません。では、パッケージとかやるっていいと思う。オレも一緒に勉強したい。営業だけでやるのではなくこのちんけな会社全員でやるのだ。

M男:まだまだできないことが多いけど、業務部内でミーティングを重ねることにより、コミュニケーションが取れてきている。これからももっと会話していこうと思う。

Y子:私はPCをもっと上手に使いこなしたい。今の業務をもっと楽にするの。そしたらもっといい仕事ができるわ。

I男:オレは書店をやりたいんだ。コンテンツを持っていればいろいろなことができるという事を実現したい。今のこの会社なら何でもできると思っているよ。

M男:いいね本屋。どこで?

I男:人形町でしょ!

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Y子:いいわね!!それ!あたし店員したいわ。

I男:本屋っていろいろな出会いがある。見直すべきだ。

M男:人形町で本屋は一軒しかない。チャンスだべ。じゃあSさんはそこで万引きGメンね。

S男:なんでじゃ。まいっか。うちの会社はマニアックな版元さん多いし、なんかいいかもー。

I男:なんだー先輩たち俺のアイデア相乗りじゃないすか。オレ人形町好きっす。いい街っす。

Y子:わかった。じゃあ私たちは2020年にそうしようね!!





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