紙んぐあうとvol4


  • 竹尾は『NTラシャ』シリーズの大規模リニューアルを行うと発表した。今回のリニューアル対象は『NTラシャ』『ベルクール』『エキストラブラック』『キクラシャ』の4銘柄。

    リニューアルの中身は、『NTラシャ』を中心としたブランドの統一。『NTラシャ』に、『ベルクール』『エキストラブラック』『キクラシャ』の各銘柄を合流させる。この統合で『NTラシャ』は120色、353アイテムを擁する銘柄となる。

    銘柄名が廃止され、『NTラシャ』に統合。紙質がコットンリンターパルプ配合となる。同名の色は『NTラシャ』の色合いに準ずるというが、色差が生ずるのは否めない。ただし、あずき、白、スノーホワイト、ナチュラル、鼠については、もともとの色設定が『NTラシャ』と同じとのこと。問題は<95>が完全廃止になる点で、竹尾は『NTラシャ』の<100>への移行を案内しているが、そうするとコストアップは免れない。この点に関する救済措置は用意されていない。

  • 『NTラシャ』の新色に「漆黒」が用意されているため、これが現行の『エキストラブラック』に当たるものと思いがちだが、「漆黒」は完全な新色。『エキストラブラック』は全規格廃止となる。新色の「漆黒」は、『エキストラブラック』よりも深い黒となっている。

    従来、『NTラシャ』の四六判および菊判と思われていた『キクラシャ』も、今回のリニューアルで正式に『NTラシャ』の菊判として位置付けられた。こちらも『NTラシャ』紙質となる。白とスノーホワイト以外の色味は相当に変更されているため、注意が必要だ。

    上記のリニューアルは2014年7月1日から適用される。7月生産分から順次変更となり、2015年3月までに新仕様に切り替わる。また、廃色対象については2014年6月末に生産を終了し、在庫が無くなり次第販売も完了する。 なお、新色を収録した新見本帳(ダイジェスト版)は、7月1日から配布開始の予定で、さらに新色3色のカット見本も同時にリリースされる。その翌週には「NTラシャの選び方」というツールも予定されているが、これは基本的に印刷見本で、実際の紙チップは収録されていない模様。