紙んぐあうとvol7


王子エフテックスは『OKプラスター7C/スーパープラスター7C』の統廃合を発表した。同社が進めてきた『OKミューズガリバー』シリーズのリニューアルは、今回の統廃合をもって一段落することになる。約1年半をかけて進行中のこのリニューアルについて、今号で特集する。

『OKプラスター7C』は、品質そのままに『OKミューズガリバーアールCoC』という新名称に変更となる。『ミューズガリバー』シリーズ内での古紙配合品という位置づけで、新名称品は9月に発売開始。古紙30%以上配合、FSC認証紙。従来品(旧名称品)の販売は2015年3月末まで。

『OKスーパープラスター7C』は、メーカーから銘柄移行とアナウンスされているが、基本的には廃銘柄。『OKミューズガリバーグロスCoC・ホワイト』に移行してほしいとのことだが、色味と肌合いは異なるので注意が必要。こちらの販売も2015年3月末まで。

すでにリニューアルを完了しているが、『OKミューズガリバーHG・ハイホワイト』については『OKミューズガリバーグロスCoC』の「ホワイト」が後継とされている。『ミューズガリバーグロス』の「ハイホワイト」は色名こそ同一だが、より白い。今回のリニューアルで間違いやすい点だ。

こちらもすでに移行完了に近い。基本的に同品質と言われているが、色名に注意が必要。
「(旧品設定なし)」→「ハイホワイト(新色)」
「ホワイトS」→「ホワイト」
「ナチュラル」→「オフホワイト」
「アイボリー」→「アイボリー」

『OKミューズガリバーリラ』は色名も品質もそのまま継続しているものの、「アイボリー」が廃色となっている。現在は「ホワイトS」「ナチュラル」の品揃えで、「アイボリー」リピート使用の際の代替え品は「ナチュラル」が候補となる。

『OKミューズガリバーエクストラ』も品質そのままに継続しているが、「ナチュラル」と「アイボリー」が廃色となっている。現在は「ホワイトS」のみの品揃え。リピート使用の際の代替え品は、この色違いの「ホワイトS」しかない状況。

『OKプラスターグリーン』は廃品。2013年のリニューアル発表時には『プラスター』シリーズが類似とされていた。今回のリニューアルで『OKミューズガリバーアールCoC』を検討する形になる。

『OKミューズガリバーもみしぼ』は「ナチュラル」が廃色。「ホワイトS」は継続されている。

そして、メインストリームの1つ『OKミューズガリバーグロスCoC』について、メーカーは「色あざやかで、力強い」と表現している。手触り感と印刷再現性の高さは言うまでもないが、金銀や蛍光色との印刷相性も優れている。今回各色に厚物の4/6判Y目200kgと菊判TY目139kgが追加発売され、ラインナップもより充実した。

もう一方のメインストリーム『OKミューズガリバーマットCoC』については「色あざやかなのに、上品」。白紙では判別が難しいほど似ている『グロス』と『マット』だが、印刷されると表情を変える。こちらも金銀や蛍光色との相性がよい。『マット』の「CoC」については現在切り替え中で、10月中に完了の予定。11月から正式に『CoC』対応として販売していくとのこと。

このシリーズの注目点は、何と言っても新色として追加された「ハイホワイト」。先日発表になった「第151回直木賞」の候補作にも多く採用され、話題の新刊への採用も続いている。対抗品と目される『ヴァンヌーボV・スノーホワイト』『Mr.B・スーパーホワイト』『ミセスB・スーパーホワイト』とともに、今後の活躍が期待される。