◆

今回、”コラムvol.4″ では出版社 彩図社さんから、お二人に来ていただきました。

(本井氏 以下：Ｍ)

宜しくお願いします。

(権田氏 以下：Ｇ)

お願いします。

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何か・・表情が硬いですけど。

(Ｇ)

若干、緊張しています。

(Ｍ)

何か、楽しみですね。HPも新しくなって。

◆

そうなんです。HP制作を開始して、６ヶ月経っています。あと少しで、完成です。

(Ｍ)

スッキリして、見やすいです。見やすさは大事ですよ

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では、テーマですが「ペーパーバック」についてお聞きしたいと思っております。また、出版に対する考えなども聞ければと思っています。

(Ｍ)

全部、権田さんが答えます(笑)

◆

最近のペーパーバックで、売れ行きが好調なのは？

(Ｇ)

『日本軍の謎』が結構好評ですね。コンビニのランキングでも上位でした。

(Ｍ)

７万部位いったかな？

◆

ペーパーバックと単行本、文庫本では企画の立て方はどの様に違うのでしょうか？

(Ｇ)

まず、本の単価が違う事、売り場の違いがあります。客層を考えるとペーパーバックでは、対象を広く、あまりマニアックにはなり過ぎないようにはしていますね。

(Ｍ)

やはり、皆さんが思う、ちょっとブラックな内容の「彩図社の本」のイメージがありますよね。そこで、売り場や、訪れるであろう客層を考え、本の内容の濃淡を調整しながら製作します。

(Ｇ)

うちのペーパーバックは男性の購入者が多いですね。

◆

「彩図社の本」の購買層が、ある程度イメージできる中で、どの様に客層を広げていくのですか？

(Ｇ)

ペーパーバックは、主にはコンビニ販売になりますし、客層をあまり絞らず、俗物的興味を惹くものと言うか・・・（悩）

(Ｍ)

やはり、特にペーパーバックは”ケレン味”がある事ですね。ジャンルをあまり絞り込まず、間口を広くして「何か面白そうだなぁ」という関心を惹かせる事を考えます。コンビニという売り場は書店とは違って、書籍購入だけを目的にしていない人が多いと思います。そこは、売り方を考えますよね。内容は当然ですが、見せ方も。本棚に引っ掛ける紙のラックも見せ方の一つです。

◆

“ケレン味”とは？あまり聞き慣れない言葉ですが？

(Ｍ)

悪い言い方をすれば、ハッタリ。よく言えば、興味を惹かせる演出ですね。

◆

それで、何となく買ってしまうと。

(Ｍ)

それで良いんですよ。何となく買う。買って読まなくても(笑)

◆

御自分でペーパーバックは買いますか？

(Ｍ)

たまに、買いますよ。すぐには読まないかな。資料として買うけど、結果、読まない事も。

◆

今は「ＯＫアドニスラフ」を本文に使われています。ペーパーバックはやはり”ザラッ”とした紙が好まれるのでしょうか？

(Ｇ)

コミックからの影響なのかな？・・・あるかもしれませんね。雰囲気がありますし。

(Ｍ)

やはり、軽くて安いのがいいですね。要はコストです。まぁ、もう6年近く、OKアドニスラフを使っていますし、気に入っていますよ。

（ここで、居酒屋へ移動。話はより深く、先が見えなくなっていく・・・。）

◆

単行本のフェアも好調みたいですね（まずは、乾杯）

(Ｇ)

そうですね。結構、反応が良いです。

(Ｍ)

うん。刑務所からの(笑)　全国の刑務所から出版目録の請求が来ます。

(Ｇ)

週一で来てます。。

◆

貴重な客層ですね。

(Ｍ)

もちろんです。

◆

編集者として、お互いをどう見ていますか？

(Ｍ)

権田さんは編集マンとしては、一人前になりましたよ。入社希望の履歴書は酷かったけどね。ほとんど欄を埋めていなくて真っ白！初めて、書類で落とそうと思いました(笑)
しかし、ウチは一人で、二人前も三人前も働かなきゃダメなんですよ！大体、権田さんはもっと全体を見て仕事を、・・・・(教育的指導５分弱)

◆

美しい。師弟愛ですね。

(Ｍ)

一子相伝です。(酔：★☆☆)

(G)

僕は”ベストキッド・ゴンダ”なんです。（酔：★☆☆）

◆

質問に答えてください。

(Ｇ)

新入社員の頃に”成功体験”を経験させてもらいながら、自信をつけられたのは有り難かったです。ウチの編集は、デザインから一貫して請け負うので、本に対する責任と愛着が沸きます。そのシステムというか、作業環境を作り出している、本井編集長を皆が信頼していますよ。

(Ｍ)

簡単に、人を信用するなよ！(酔：★★☆)

◆

ペーパーバックの新刊情報はありますか？(泥酔する前に聞いときます)

(Ｇ)

ペーパーバックの新刊情報はありますか？(泥酔する前に聞いときます)

(Ｇ)

『パチンコ裏物語』の第2弾が文庫で出ました。

(Ｍ)

第一弾がかなり売れましたからねぇ。

(Ｇ)

単行本では『成績の悪い営業マン?』という本が出ます。

(Ｍ)

伊東さんの事が書いてあります(笑)（酔：★★★）

◆

・・・・。（黙） 新入社員が２名入られたようですが、どうですか？

(Ｇ)

２人とも優秀ですよ(嬉

(Ｍ)

権田さんの席がなくなってしまうぐらい

(Ｇ)

えっ！

(Ｇ)

ええっ！

◆

この間、新卒の人と、ケータイ電話の機能で”何が無くなると一番困る？”という話になりまして。

(Ｍ)

この間、新卒の人と、ケータイ電話の機能で”何が無くなると一番困る？”という話になりまして。

◆

何だと思います？

(Ｇ)

カメラ？ 電卓ですかね？

(Ｍ)

赤外線？ ワンセグか？

◆

“おサイフケータイ”だそうです。

(Ｇ)

おぉ!!？

(Ｍ)

来たなぁ、新世代！

(Ｇ)

使ったこと無いです。

(Ｍ)

使ったこと無いです。

◆

やはり、電子書籍も来ますかね？

(Ｇ)

うちの会社も電子出版はスタートしていますしね。

(Ｍ)

着実に、売れてはいます。電子版『パチンコ裏物語』も反応良いですよ。

◆

私にも、ベストセラーの”成功体験”を早急にお願いします！

(Ｇ)

頑張りましょうよ！

(Ｍ)

まずは、目録の全国発送です、刑務所へのね。

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