京橋紙業株式会社 | 京橋ブログ

" ビバ!! オリジン弁当 "

自宅最寄り駅の改札口を出ますと飲食店がほとんど、ございません。

 

「お前は、何を欲しているのだっ?」
自問しながら、ピンクのネオンを潜り抜ける。
眼前には「特売からあげ(ガーリック味)」が悠然と鎮座している。
右には、礼儀正しく整列したオニギリ隊。
左を見れば、色鮮やかな野菜群が「草食系を受け入れなさい」と微笑んでいる。
「さぁ、ここでは、全てが許されるのだよっ」
4ブロックに分かれたホワイトパックを左手に掴み、細かくサイドステップ。
まずは、インゲンのサラダ。次に春雨のサラダをホワイトパックの中へ。
決してハムは入れないのだ。
何故なら"私は草食系男子"。
「今日は、トマトとアスパラサラダを入れようかな?」
さて、残るは、あと1ブロック。
ここで、悪魔が耳元でささやく。
「肉いっちゃえよ!レバニラに、エビマヨだってあるぜっ!」
私の中に潜む"肉食系男子"がムクリと目を覚ます。
「そうだよ!ここは、フリーダム!」
高カロリーのレバニラを最後の1ブロックでチェックメイト!!
そして、ノールックで餃子パックを奪取。
「だって、餃子は野菜だよ?」
と、意味不明に自己を説き伏せる。
ここで、トン汁に手を出すかは、レジの込み具合によりけり。
カップに注ぎ、残りワンフィンガー残すのが礼儀である。
いざ、レジへ。
「お箸は、お一つで宜しいでしょうか?」
「そうさ、俺は孤独な男なのさ。お一つだけで十分さ」
レジ袋を両手に、店外へとムーンウォーク。
そこで、ハッと我にかえる。
「また、やってしまったよぉ・・・」
手元にズシリと掛かるディナーが、総計1,000カロリーは超えるであろう事に気付くのである。
「ビバ!!・・・オリジン弁当」

明日も、明後日も ずっとお前だけなのさ。

(営業三部 イトゥー)

最近のブログ記事

月別 アーカイブ