つい先日、予想もしなかった繋がりを発見しました。
「枝毛って困ったものですよねー」
とある理美容店でスタッフと会話している時のこと。
「ええ、痛んだ髪はケアしてあげないと...」
ここまでは普通。
「そういえば、たまに紙の勉強会とかの講師をするって...どんな話をしているの?」
「んー...できるだけ専門用語を使わないように、基礎知識を説明してます」
「例えば?」
聞き上手です。
「よく、紙の繊維が絡まってシートになる様子を『枝毛が絡まるイメージ』っていうんですよ」
「痛そうな例えですね~。専門用語で言うとどんな感じになるの?」
「ええと...繊維を叩解(こうかい)してフィブリル化させて...」
「え!?」
「...ワケ分らないよね...」
「違うの。『フィブリル化』って言った? 今」
なんと。
理美容の世界でも、どうやら髪の毛が「フィブリル化する」という表現があるようで。
あながち、紙の繊維の例えに使うのも間違ってなかったかも。
(R)