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10年日記

ネクラ・ヒマ人・変な人と思われるかもしれませんが、「10年日記」というものを付け始めて6年目に突入しました。
酔っ払ってミミズの這ったような文字で書いている時もあれば、
意識不明状態で帰宅した時などは後日改めて書いたりもしますが、過去5年間毎日欠かさず書き続けています。

 

ご存知の方も多いかと思いますが「10年日記」というのは、1つのページが同じ日付で10段(10年分)に分かれていて、
その日の日記を付けると同じページの昨年、一昨年~の同月同日の日記を自然と読み返すことができるというものです。
「えっ、あれからもう○年経ったの?」と時の流れの早さを感じたり、
「あの時の自分はそんなこと考えてあんな行動をとったんだぁ」など心境の変化を感じることがしばしばあります。

当然、日記など付け始めようと思ったのには理由があります。
それは、以前勤めていた会社での出来事。
当時の取締役、先輩そして後輩など4人が相次いで退職するという事態が勃発。
皆が動揺し士気も低迷。そんな危機的状況の中、残ったメンバーで頑張ったこと、
そしてその時の心境が後々の自分自身の財産になると思い、それを記録に残したいと思ったことがきっかけでした。

しかし、残念ながらその会社は他の2社と業務統合することが決定、それを機会に退職。
現在は心機一転、先に出た取締役、先輩の居る京橋紙業にお世話になっているという次第です。

そこで転職初日の日記を本邦初公開。

○月○日(火)曇り時々小雨 《Restart》
緊張と不安から殆ど一睡もできないまま初出社。
朝の営業会議に参加し自己紹介するが同じフロアーの方々にはきちんと挨拶できず残念。
親切にしてくれた○○さん、○○さん、昼食誘ってくれた○○さん、
噂を聞いて朝一で挨拶訪問してくれた代理店○○さんら皆に感謝! 
夜、営業さん達と中華→立呑み。22時半、乗換駅で家族に帰るメールした後、
駅のベンチで寝入ってしまい結局終電に。帰宅25時過ぎ。既に家族皆爆睡。

ざっとこんな感じで毎日を書き綴っているわけです。
あんな事こんな事が5年分も貯まった今では、
今日の出来事を書く事よりも過去にあったことを読み返す方が楽しみだったりします。 
更に5年後、京橋紙業での"今"をどんな思いで読み返すのか、
ちょっとワクワクしながら今日も日記を書き綴ります。

 

まる

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