東京国立博物館で開催された「始皇帝と大兵馬俑」展へ行ってきました。
今から2200年前に「最初の皇帝」を名乗り、中国の統一をはたした秦の始皇帝。
兵馬俑は、今から44年前(1974年)に井戸を掘っていた農民によって発見されました。
20世紀の考古学における最大の発見と話題になりました。
その後、本格的な調査.発掘によりスケールの大きさに驚愕しました。
展覧会は、3章構成で展示してありました。
1 章 秦王朝の軌跡 周辺の小国から巨大帝国へ
2 章 始皇帝の実像 発掘された帝都と陵園
3 章 始皇帝が夢見た「永遠の世界」 兵馬俑と銅車馬
一番の見どころは、複製品ではありますが1号銅車と2号銅車馬です。
色彩など完全に写し取り出来栄えは圧巻です。
実物の兵馬俑は、10体ほど 「将軍俑」「立射俑」「歩兵俑」など・・・・
兵馬俑は、陶製で出来ておりほぼ等身大のつくりで、兵士の顔や髪形はひとりずつ異なり、
階級に合わせた格好をしています。
顔の表情も豊かなのには驚きました。
中国 西安ある兵馬俑抗博物館には行くチャンスがないかもしれません。
そう思うと、今回の「始皇帝と大兵馬俑」展は実物が見られる貴重な体験でした。
Y.S