京橋紙業株式会社 | 京橋社員の目利き これが気になる!

目利き:紙の出版物の魅力と可能性

みなさま こんにちは!

今年1月に入社した新米営業のキフです。

別業界から転職して4ヶ月、紙について猛勉強の毎日です。


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造本設計のプロセスからたどる

小出版レーベルのブックデザインコレクション

西山萌、三條陽平、加納大輔 編

 

 

この本は近年、小出版から刊行された本の基本的な情報に加え

印刷・製本方法など造本設計の詳細が記載されており(紙についてはなんと銘柄や厚みまで!)

本をつくる過程を学ぶことに役立つのではという期待を胸に購入しました。

 

求めていた実用性の高さはさることながら

ページを捲る度に今、この時代における紙の出版物の用途や価値

そして紙の出版物の今後を考えることができる充実の1冊です。

 

"今「紙の出版物」をつくる理由" について

発行元/発行人/販売元が自らの言葉で回答した頁が

私的に最もグッときた箇所です。

 

それにしても企画意図、制作プロセスから部数や予算まで

まるっとプロダクトを知ることができる、なんてスペシャルな企画!

ZINEやクラフトプレス、同人雑誌など紙の出版物を検討されている方にもおすすめです。

あぁ~わたしも何かつくりたくなってきたな~

 

キフ