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社員ブログ:まぁるい水平線2

「青ヶ島が見えると天気が崩れる」

昔から伝わる「島天気予報」なのよ、
と日帰り湯の受付の時に聞かされた。

鳥も通わぬと言われた島に、久々のまあるい水平線を探しに来た。

島の南部に集中している温泉の中でも一番の見晴らしを誇る「みはらしの湯」。
冬場は運がいいと温泉からクジラが見えるという。

朝10時半。
かなり強めの西風の中、少し遅めのオープンに合わせて車を走らせる。
眺望が売りの展望台を越えてさらに先へ。

島の中心部でちらほらと見かけた車も、いつの間にか自分以外居なくなっている。
そして、40分ほどのドライブでお目当ての場所へ。

車を停めて、海を見れば見渡す限りの「まんまる」な水平線。
いつかの南房総よりも、海の真っ只中感がすごい。
海の色も近海とは少し違って、青みが強く感じる。

まあるい水平線と、眼下に押しては引く波。
そして、かけ流しの少し黒くてしょっぱい温泉。

「お弁当持って、一日ゆっくりしに来なさいな」
今度は、水平線と満天の星、そして天の川を見に来よう。


そして翌日。
空港に向かう空は...雨模様だった。

(R)

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