京橋紙業株式会社 第7回 2020年までにオレたちができるこ

京橋紙業株式会社 第7回 2020年までにオレたちができるこ



2014年8月4日(月) 於:当社会議室


営業部 Y男  社歴23年

業務部 I男  社歴19年

総務部 K子  社歴9年

営業部 G男  社歴4年


全員:乾杯でーす!

G男:まずは下っ端のオレが語らせていただきます。現在この会社で4年目になりましたが、中途社員でございやす。不動産会社に勤めたんですけどあまりにも厳しかったのでやめて、美容関連が楽そうでいいかと思って入ったものの、給料が安すぎて耐えられなくて転職を考えていたら、縁あってこの会社に「野球」で拾われやした。まあ、はっきり言って「はぐれ者」でございやす。

K子:あたいは入社9年目。大学は留年、卒業後はプー太郎、何にもしたい事なかったし、今でいう「ニート」でもいいかなって感じだったわ。だらだらした生活も飽きてきた時にしょうがなく登録した派遣会社からお誘い来た会社が京橋だったの。そいでもって一発合格し、一年後には社員登録までされた。稀有な女って言って。

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I男:わーはっは。お前たちバカっぽい経歴だなー。オレはよ、某大学を中退してアルバイト三昧よ。焼肉屋、八百屋(実家だよ)、パチンコ屋って感じかな。最後のパチンコ屋でフロアー掃除からマイクパフォーマンスまでやった。俺のマイク「ジャンジャンバリバリ~」はかなりのものだぜ。そのマイクパフォーマンスがあまりにも上手かったので社員になれと言われた。それをおふくろに報告したら泣かれたよ。

G男:そりゃそうでしょ。っていうか、部長も相当の経歴ですね。ある意味。

I男:パチンコ社員をあきらめて、しょうがなく職安に行っておばさんに相談したら、「あんたかなり人相悪いから面接の練習しないと無理だわ」って言われたよ(笑)。オレも泣けたね。堅気の世界で仕事するにはしょうがなく受けた会社が京橋で、即決定だった。おばさんの言ってたことは嘘だったな(笑)。

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Y男:いやいや、立派なもんだ。オレは入社23年目だが年はもうすぐ55才。30才で入社したのよ。断裁屋としてね。倉庫の一角を借りて断裁機をうならせていた。周りの人に助けられながら死ぬほど仕事したよ。土日とか昼夜も関係ない。そういう根性だけは今でも持っているつもりだぜ。

G男:すっげえすね。

Y男:まあな。そして野球でもエース。このぶっとい腕でバッターをなぎ倒したもんだ。ただし蚤の心臓と言われて、緊張するとファーボールを連発しちゃう。これが欠点だったけど約25年前Bクラスで優勝したよ。

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G男:おおおおおお。そんなことあったんすか。まあでも俺は入社一年目でこのポンコツチームを優勝に導いたことは記憶に新しいと思いますがー。

I男:Yさんをフォローするわけではないけれど、昔は紙屋の数も多くて7回くらい勝ち進まないと優勝できない。今では4回も勝てば優勝だべ。

G男:しゅーん。

K子:つまらない自慢合戦よしてください。

Y男:入社当時オレは育成選手だと思っていた。結果を出さなければ「クビだよ」と言われ続けた。悔しくてなにくそと思ってやってきた。今は若手の教育に力を入れている。そろそろ育ててきた若者が羽ばたき始めている。

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I男:しかし、昔はよく遊んだなー。近い世代が仲良かった。めちゃくちゃなこともいっぱいしてきた。ここで話せないこともね・・・ふふっ

K子:キャー。パックン。

G男:いいなー。って何?

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I男:みんな壊れてきたね。ところでテーマの2020年には何するか聞かせてよ。

K子:あたいは稀有な女として、今の仕事をさまざまなデータを活用して簡略化するわ。そいて早く若手にバトンタッチするの。そして別部署に行くわ。とりあえず業務部。一回経験したいの。

Y男:お役の為に体を張った。「おもてなし」する為にできることは何でもやった。

K子:・・・今あたしのしゃべる番です。あなたしゃべりすぎ!簿記の免許も持っているから経理だってできるし営業だって体を張ってやってみたい。

I男:明日から業務部来る?

K子:望むところよ・・・。コンピューターリテラシーを高めたいの。無駄な作業が多すぎると思います。自分の作業に疑問を持たない人が多すぎると思わないですか?

G男:オレは上野の帝王になるー!これが俺の夢さ。はっはっは。(大丈夫・・・)

Y男:オレがプロデュースするのは毎年2件お客を作ることだ。そして若手に俺のお客様を渡してやろうという事。いつも謙虚な気持ちでお客様に接しないといけないんだよ。今年で55才になるからね。今後の単価はますます厳しいものになるよ。

I男:んんん。オレは日本一の卸商にしたい。いや、絶対になる。仕入れという立場で最強の「顔」になってやる。

K子:今だって顔だけは最強じゃないの・・・?

I男:今はまだ親分がいて「角さん」みたいな立場だけれども、自分のカラーを最大限に出せる業界史上最強の仕入になってやる。営業マンよ、つべこべ言わずにまず売ってこーい!という営業サポートにしたい。

G男:いいっすね。チンピラ顔部長!オレも6年後には150億円位の年商にして卸商ナンバーワンにしたい。今の30才台がいずれ中心の会社になるのだからそのリーダー格になるという強い気持ちでやる。

I男:こういう会を設けるといいと思うね。会議ではなかなか出ない発想や思考がポンポン出るし、いい話し合いって形はどうあれいいと思う。だからおいらはワンフロアーな会社にして、いつも他の部署とも話し合いしたい。

Y男:今度物流費削減の勉強会を開催する。どこに問題があるのか分析してヒーローになるんだ。

G男:Yさん、意識改革って何かいい方法ありますか?

Y男:#$%&~=!"

G男:わあっかりましーたー。

I男:じゃあ、そろそろまとめようか。ぼくたちは、「相手の立場に立って互いにリスペクトし、何でもできるゼネラリストを経験しているスペシャリスト集団」になるぞー。どや、まとまったろ。

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