中央印刷株式会社 インラインフォイラーとの出会い

中央印刷株式会社 インラインフォイラーとの出会い


京橋紙業 生方(以下:生方): 昭和22年片倉製糸活版を継承して設立とうかがっておりますが、その当時は何を印刷していたのですか?:

中央印刷 遠藤さん(以下:敬称略): 全国の片倉工業 株式会社営業所の帳票類を一括受注生産しておりました。


生方: その後、出版印刷に進むわけですね。


遠藤: はい。


生方: その中央印刷 株式会社さんが、"インラインフォイラー"を導入した理由を教えて頂けますか?


遠藤: 印刷業全体がコスト重視、短納期という激しい波の中、東京の仕事を受注するには弊社の工場立地は不利でした。何か付加価値を見つけださないといけないと、4/6全の8色機を導入しようと決定しかけました。機械メーカーにリサーチをしたところ他社も同じ様で、全国で4/6全8色機がとても売れていると聞きました。それではまた、コストと納期の競争になり費用はかけても同じ事ではと思い悩んでいたところに、ローランドの営業さんが訪ねてきました。



生方: それがインラインフォイラーとの出会いですか?


遠藤: はい。ヨーロッパでは販売実績はあるけれど、日本ではまだどの会社も導入していない機械だということでした。


生方: 何か具体的な仕事や見積もりがあったのですか?


遠藤: いいえ。その機械で作るものにニーズはあるのか?と社内で喧々諤々の会議が続きました。


生方: 最初に仕事ありきではなかったのですか!?(驚)


遠藤: はい!!(キッパリ)市場を作っていこうという結論に達しました。既存の似ている仕事を奪うのではなく、ニーズを喚起させようと思いました。(当初は随分と誤解され、色々な職種の仕事を奪ってしまうと思われていました)


生方: オペレーターはヨーロッパから?(笑)


遠藤: いえいえ。社内で一から育てました。変に予備知識も無いので、既存の概念には囚われずに今ではスペシャリストに育ってくれました。


生方: その後、平成23年10色機を増設されていますね。/p>

遠藤: はい。生産力は3倍になりました。仕事が増えたのも一因ですが、7色機では出来ないもの、更なる高級志向や面白い活用法に可能性拡げたく導入しました。現場からは、「まだまだ刷れるよ」と言われ、営業部としては辛いところですがここが頑張りどころと捉えております。


生方: 今後の展開としてはどうお考えですか?


遠藤: 新開発の" UVホログラム "を前面に押し出し、展示会などに積極的に露出していきます。 まずは見て頂きまして、従来品とは異なる商品ということをわかって頂くことに力を注いで、その結果でお仕事に繋がればと思います。


生方: 弊社でもミニ展示会を開いて頂けますか?


遠藤: 喜んで。小さいスペースでも大丈夫ですよ。いつやります?

生方: 今でしょ!(流行ものを使うと後で・・恥ずかしい)


遠藤: ・・・・・


生方: 早々に実現すべく、準備致します、本日は有難うございました。

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